２月１３日は、「渋沢栄一の誕生日」♪

2021.02.13

スタッフブログ

２月１３日は、「渋沢栄一の誕生日」♪

みなさまこんにちは、ホテルグリーンパレスの前原です。

本日２月１３日は、　「渋沢栄一の誕生日」です。

渋沢栄一は、日本における近代資本主義の父とも称され、その生涯で約５００もの企業育成に関わり、日本初の銀行である「株式会社第一銀行（現：みずほ銀行）」を創設したことでも知られています。

（豆知識：仙台には七十七銀行という名前の銀行がありますが、明治維新以降に創設された認可番号がそのまま銀行名となった名残で、名前に番号が付く銀行は全国で８行しか残っておりません）

渋沢が関わった企業を挙げると「東日本旅客鉄道（JR）、東京海上火災保険、帝国ホテル、キリンビール、サッポロビール、東京ガス、王子製紙、清水建設、KDDI、住友化学、三井物産、三菱重工業」...など錚々たる大企業ばかりで、これもほんの一部ということに驚かされます。

渋沢は、中国の思想家である孔子が記した「論語」に大きな影響を受け、「論語と算盤」という著書を書き記しました。

明治維新によって世の中が大きく変革する時代においては、人々を導くリーダーの存在と育成が重要であると渋沢は考えました。

リーダーであるためには、人間性を高め、人格を磨き、リーダーとして時代を牽引するための思想として、自らも大きな影響を受けた「論語」に注目したと言われております。

しかし、どれだけ人間性を高め、高尚な精神を身に着けようとも、「経済」が伴わなければ、日本が発展することはあり得ない、ということに渋沢は気付いていました。

農家としての商いを幼少期から目の当たりにしていた彼は、これまでの武士道精神だけでは足りないと考え「思想と経済の両立」というビジョンを描き、日本が近代国家へと生まれ変わる礎を築きました。

これらの功績により、渋沢は新一万円札の肖像画に選出され、２０２１年の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公として再注目を浴びることになりました。

どれだけ高尚な理念を掲げても、豊かさも両立しなければ、国家が成長することはできない。時代が大きく変動する2021年においては、渋沢栄一から多くのことが学べるのではないでしょうか？

『論語と算盤』機会があればぜひ、お客様も読んでみてくださいね。

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