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2024.12.03

トピックス

東北経済産業局と共に松月産業が岩手開催GXセミナーで15事業者に講演

松月産業株式会社(本社:宮城県仙台市、代表:今中美恵、以下「松月産業」)は、公益財団法人いわて産業振興センター(所在地:岩手県盛岡市、以下「いわて産業振興センター」)主催による「J-クレジット制度」活用促進セミナーで、経済産業省 東北経済産業局(所在地:宮城県仙台市、以下「東北経済産業局」)と共に講演を行いました。本セミナーは、企業のGX(脱炭素)の取り組み推進を目的として開催された講習会です。11月25日に岩手県北上市で行われ、15の事業者が参加しました。

※J-クレジット制度:企業や自治体の取り組みにより排出削減・吸収された温室効果ガスを「クレジット」として国が認証する制度。
 
【講演依頼の経緯】     
今回の当社への講演依頼は、いわて産業振興センターが岩手県内の事業者へ向け「J-クレジット制度」活用促進セミナーを企画し、東北経済産業局がセミナーの中核を担う役割となったことに端を発しています。セミナーの骨子ではJ-クレジットの取り組み事例紹介を重要な項目と位置付けていました。そこで東北経済産業局が作成した「J-クレジット制度 東北地域事例集」にも紹介されている当社に、講演協力の要請がかかったという経緯です。


【講演の概要】      
セミナーの主なプログラムはJ-クレジット制度の概要、事例紹介、個別相談の構成で行われ、事例紹介のセクションで松月産業 常務取締役 田所寛章が登壇。J-クレジット創出に関する当社の取り組みについてプレゼンテーションしました。
下記が講演の概要です。

J-クレジット創出の経緯や理由
かねてより社内で環境保全についての勉強会や自社が経営する各ホテルでエコ清掃の導入をしてきたこと、加えて東日本大震災後の東北地方への支援の一環として、J-クレジット制度の導入を検討。

創出したクレジットの詳細
ホテル3施設で照明設備を蛍光灯からLEDに一新することでCO2排出量を削減し、クレジットの創出につなげた。これにより2015年から2018年度の実績として、94.0トンのCO2排出量の削減を達成、国から認証を受けた。

創出にあたっての課題・解決方法
視覚として認識できないCO2に関する制度であったため、すべてを理解することが困難だった。そのため詳細な手続きを専門家に依頼し課題解決を図った。

活用先の具体例
例年、SENDAI光のページェントにおいて排出されるCO2を、当社の創出したJ-クレジットによって全量オフセット(相殺)している。

本講演のあと、事業者からの質疑応答の時間を設けました。


【質疑応答について】            
講演後の質疑応答内容を下記に一部抜粋します。

参加事業者:費用対効果はありましたか。
田所:費用に見合う効果はあったと考えています。 カーボンオフセット(炭素排出量相殺)による地域貢献と共に、求職者へのPRやホームページのアクセス数増加につながるなど、副次的効果も実感できました。

参加事業者:専門家の対応について具体的に教えてください。
田所:当局との打ち合わせに際し金融機関の担当者に同行していただいたことで、J-クレジットに関する取り組みを順調に進めることができました。



【今後の計画】     
「J-クレジット制度」活用促進セミナーは、12月3日に盛岡でも開催されます。都合により松月産業 常務 田所は欠席しますが、当社の取り組みをセミナー関係者が代理講演する予定です。
松月産業は、CO2削減などGXの取り組みを企業としての責務と捉えています。またGXにとどまらずSDGsへの取り組みをより一層推進し、地域社会の明るい未来に寄与していきます。



■本件に関するメディアからのお問い合わせ先
 松月産業株式会社 経営企画室 
 広報担当 伊藤・江刺
 TEL:022-225-8001 
 FAX:022-722-7896
 E-mail:press@bh-green.co.jp

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